ポルトガル・UDオリヴェイレンセに留学中の日本人選手・キーティング タイラー選手の近況をお届けします。

 

 

横浜FCとともにマルチクラブーナーシップ（MCO）に取り組むポルトガル・UDオリヴェイレンセは、現在日本からのサッカー留学生を受け入れています。

 

3月10日（日）に、タイラー選手はオリヴェイレンセU-19のBチームの試合に出場。センターバックとしてフル出場しました。

日本からポルトガルに渡り、約2ヶ月が経過したタイラー選手はU-19のトレーニングだけでなく、U-19の試合に出場、そしてオリヴェイレンセトップチームの練習にも参加しています。

 

この日の試合は、オリヴェイレンセU-19 BがPampilhosaを相手に３-０の快勝。この試合でアピールしたタイラー選手は、週末のオリヴェイレンセU-19 Aが戦う昇格リーグへのメンバー入りを目指しています。

 

長短のパスを使い分けてビルドアップの流れをつくり攻撃の起点となるなど、実戦の中で自身の特徴をアピールし、勝利に貢献しました。

 

オリヴェイレンセU-19 アントニオ監督のコメント

「攻撃の局面を変えるサイドチェンジで有効なロングパスを供給できていた。ビルドアップ時も２タッチでシンプルにプレーができていた点が良かった。守備面においても、相手のマークをしっかりと捕まえ、ボールの落下点に入る予測も良く、空中戦は前回の試合と同様良かった。常にドリブルで相手を抜こうと考えるとボールをロストするシーンが多くなってしまうので、ボールを前に運ぶだけでなくサイドへの有効なパスを選択できるようになることが必要。また、前回の試合と同じく、守備の際のポジショニングは改善点である。」

 

とアントニオ監督はコメントしています。

 

オリヴェイレンセU19 Aチームは、3月16日（土）にホームでVarzimSCを迎えての１部リーグ昇格をかけた試合を控えています。対戦相手となるVarzimSCは、現在昇格リーグで２位につけており、オリヴェイレンセU-19にとっても非常に重要な試合となります。

 

また、タイラー選手は今週も引き続きトップチームのトレーニングにも参加しており、永田 滉太朗選手とともにトレーニングを積んでいます。

同い年の２人でお互いに刺激を与えつつ、若い力でトップチームにも良い影響をもたらしてくれると期待しています。

キーティング タイラー選手のコメント

「出場した試合は内容も良く、試合にも勝てて良かったです。試合の中での体力や試合勘も戻ってきてコンディションは良いので、これからも良いトレーニングをして調子を上げていきたいと思います。ポルトガルでの生活は、最初は言葉や食事、身体のケアなど難しい面も多かったですが、1か月以上がたって最近は慣れてきたので楽しめています。今後は、トップチームでも継続的に練習に呼んでもらってトレーニングが出来るように、そしてU-19のAチームで試合に出場できるように頑張っていきたいです。」

 

UDオリヴェイレンセSADでは、オリヴェイレンセU-19チームでの練習参加を中心にサッカー留学生の受け入れを行っております。

 

キーティング タイラー（Tyler Keating）/ 18歳

・ポジション：DF

・身長/体重：190cm/80kg

・経歴：

FC東京むさしU-15 – 東急SレイエスFC – Barca Residency Academy -東急SレイエスFC

 

留学事業について

UDOオリヴェイレンセ サッカー留学事業

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