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10月6日 モンテディオ山形戦監督記者会見



横浜FC
信藤健仁監督

[試合所感]
まず、最初にここ三ツ沢、ホームでは、なんとか結果は出したいという強い意志はありました。で、多くのサポーター、ファンの方の前で、やはり白星をプレゼントするというのが我々の仕事だということは重々わかっています。まずはここでファンの方、サポーターの方に、私たちはお詫びはしなければいけないと思います。
ただし、今日、柱(谷監督)のチーム、山形、で私のチーム、横浜FC、お互いに自分達の明確なスタイルというもので、私もハーフタイム、ロッカーで言いましたけれども、これがサッカーなんだということはできたと思います。これは、単に、守りに徹するというものでもないですし、単に攻め切るだけということでもないし、サッカーというゲームの、相手を考えながら、攻撃、守備、その中でのビルドアップのところ、相手の懐に飛び込みながらサイドチェンジをするというところ、私がこの横浜FCに入って、練習としては10日ぐらいです、実際にはゲームもあって、それから選手は翌日には体の手入れ等でトレーニングできませんから、その中で大きく1歩づつ、目指すサッカー、コンセプトに向かって、横浜FCの選手がやってくれている、これは必ず次へつながると思います。だから今日のゲームに関しては、質の高い、そして自分たちのスタイル、方向性を持っていた山形FCと、それから新たにチャレンジを始めた、方向性を持った横浜FCということで、私自身は本当に良いゲーム、今後われわれ指導者が絶対に魅力あるサッカーを多くの人に提供していかなければいけないことを考えると、これを続けていかなければいけないんだということを本当に試合終了後、改めて感じました。
[質疑応答]
——前半は狙うサッカーが比較的よく出ていたと思うのですが、後半、先制されてしまったこともあるのですが、それが出なくなった主な原因は何ですか?
当然、相手の立ち上がりの得点ということで、プランをこちらも変えなければいけないでしょうし、そのプランが全て当たるとも限らないですし、そういうことを考えると、勢いがなくなってしまった原因というものを1点というか、自分たちが良い方向に行っているという意識が強いので、その分なぜやられたんだということは、選手のメンタル面にはあったと思います。ですから、逆にそんなことは気にしないよとは言っていても、どこかにその辺の、もっともっと前へ、2点目、3点目を気にしなくて良いよというもの、それと出れば相手の方が怖いんだよということが、今後の練習の中でのテーマだと考えています。
——増田を早い時間に代えたのは何故でしょうか?
増田はバランサーとして非常に良い仕事をしていたんです。で、バランスを取って、相手の出方を見て、全体を見ながら、考えながらサッカーをしてくれていたと思います。ただ、我々としては、山形に対して、相手の出方を見るというやり方よりは、山形に対してこちらを牽制させるようなもの、それをするためには吉武投入で、彼は今日出し切っていませんけれども、もっとスペースに出られますし、もっと自分で勝負できるし、スペースに出てクロス、あるいはスペースから中に切れ込んでのシュートということもできる選手なんで、それを期待しての投入です。ですから、増田は、決して彼が持ち味を出していないとか、そういうことで代えたわけではないですし、ただ、チームでの考え方で、あそこでシフトを変えさせてもらいました。
——吉武のところにはあまりボールが行ってなかったですよね?
それは、ある程度みんなの意識にはあるんですけれども、普段から吉武を使ってのトレーニングにはまだ時間がなかったんで、そこで、意識として、増田、田島というのはすぐ頭がくると思うんです。それか、重田、森田というのはみんなのイメージの中に、ボールを受けて落としたときにはあると思うんですが、吉武というのはまだそこまで行っていなかったのかなと、という気がします。
——次回の試合までの修正点やトレーニングしたいことは何ですか?
まず、最初に、相手のゴール付近までビルドアップの我々のスタイルというもの、それから落としたところでのサイドチェンジを使う、飛び出す準備を行うというところまでは、プロセスのところはでき始めたと思います。今度は、相手が本当に混乱している状況の中で、落ち着いて勝負に行けるかどうか、シュートなのかクロスなのか、その辺をはっきりと自分で判断できるかどうか、これが日々のトレーニングにかかっていると思います。そこを目指していきます。
——4人前に置くということで、結果論なんですけれども、逆に今日の試合はスペースを失って、相手の術中にはまった印象があるんですが、そこはいかがですか?
そうとも限らないんですね。なぜかというと、相手のある程度リアクションなサッカーに、山形のチームとしてならざるを得ないというのは、これは柱谷監督がチームを見たとき、そして、一番山形で結果を出していく、そしてチームスタイルを求めていくのに良い方法だということでやってきています。それはある程度スペースを消しながら、プレスゾーンを獲得していきながらボールを奪った後の早い動き出しということはあるんですが、我々は今日はテーマとして敢えてその懐に飛び込んでいったので、その懐に飛び込んで行って、いかにサポートできるか、飛び出せるか、そのポジショニングはどうかで、かならず次へのステップアップになるという意図があったので、これは私たちの狙いだったんで、敢えて最終的に下がっておいて、相手にアクションにサッカーをやらせておいてという手もありましたけれども、そこは今日は我々は向こうとは背景が違うんで、向こうはとにかく勝っていかなければいけない、私たちはレベルアップしていかなければいけないというチームなので、そこの状況が違うと思います。


モンテディオ山形
柱谷幸一監督

[試合所感]
横浜のスカウティングビデオを見た時に、かなり攻撃的に、前線に4人が残るような形で攻めてくる。登録上は、2-4-4みたいな形になっていましたけれども、ほとんど4-2-4みたいな形で相手が来るというのは、大体スカウティングビデオでわかっていました。それで、うちはディフェンスラインが4人いて、中盤が4人いて、前が2人いるという、4-4-2という形なんですけれども、うちのディフェンスライン4人に相手のフォワードの選手4人が張り付いてくる。それで、うちの中盤に対して相手の4人が張り付いてくる。相手のディフェンスの2人に対して、うちの2トップがはりついている。ですから、うちのディフェンスラインから行けば、4対4がここでできていて、中盤で4対4ができていて、トップのところで2対2ができている。そういう風な形でずっと前半から続いていたんですけれども、基本的には、4対4、5対5、6対6と、1対1が4つあったり、5つあったり、6つあったりして、その人数が増えていけば行くほど守備は守りやすいんですよね。3対3より4対4の方が守りやすいし、5対5の方が守りやすい。ですから、そういう意味では数的には同数だったですけれども、全員でしっかり良いポジションを取っていれば、やられることはない。そこは、常に良いポジションを取っていようと、それと相手がトップに入れてきたときに、特に神野に入ってきたときに、そこでクサビになられてポイントを作られる。そこは、うちは中盤のラインとディフェンスのラインをしっかりパックして、入った時に浮氣なり、(永井)篤志なりがパックして、しっかり取ろうと。途中で前半何度か、ディフェンスラインと中盤のラインが少し空きすぎて、そこを突かれて危ないシーンがあったんですが、そこはうまく後半に入ってからは、修正できたのではないかと。
逆に、前線、うちの2トップと相手のディフェンスですよね、2対2というのは非常に、同数だけれども4対4よりも2対2の方が攻めやすい。だから、取った瞬間に2トップに早くボールを出して、2対2の状態の時にまず攻める。それで、2人で攻められない時には、中盤がもっと早く飛び出して、それで中盤の4対4になっているところでの切り替えでうちが勝てば、もっとスペースに出ていける。そういう風に話したんですけれども。ただ、前線の2トップに入るボールが、どちらかと言うと、高いボール、ヘディングボールというか浮いているボールが多かったんで、うちの2トップはヘディングも強いし、勝てるんですけれども、どうしてもそこで正確性が出てこない。あそこでもうすこし足下にスパッとボールが入って、2人でコンビを組んでワンツーとかフリックとかで、そういうのを使いながら2対2の状態の時に攻められたら、もっと良い形がたくさん作れたんじゃないかなと思います。
ただ、非常にうちの中盤のディフェンスがよく効いてて、前にも後ろにも効いていたんで、そんなに危ないシーンは作られなかったんじゃないかと思います。非常に1人1人が運動量豊富に頑張ったゲームだと思います。

[質疑応答]
——今の話でも出たんですが、根本選手がいなくなって、身長の大きな2人のフォワードなんでロングボールが多くなっていて、本来なら足下に入ったほうが良いという話なんですが、その辺は不満というか、問題点なんですか?
2人が身長が高いからロングボールで高いボールで入れていくということではなくて、大島にしてもヘディングは強いですが、足元のプレーもうまいですし、だからあまり背が高いから高いボールは入れるな、足元に入れろとは言っているんですけれども。どうしてもそこに入れていくボールの精度が低くて、あそこにしっかりボールが入れば、例えばターンもできるし、そこでフリックつかってワンツーで抜け出したりとか、しっかりキープできれば、中盤のうちの2列目の飛び出しは早いですから、そこにボールが入ってくると。だからおっしゃったように高いボールが多すぎて、もう少し低いボールで足元に繋いでいくような形を出していかなければいけないなと思います。



[ハーフタイムコメント]
横浜FC
信藤健仁監督

・相手はロングボールを使ってくるから、DFラインはポジショニングに気をつけること。
・1対1 アグレッシブに必ず負けないこと。
・相手ゾーンに入ってから、もう少しおちついて
・リスタート、特にスローインからの相手の展開に注意
モンテディオ山形
柱谷幸一監督

前半いいゲームやっている。
中盤4vs4で良いポジションを取っていれば守備は守れる。相手前線が入ってきたとき、誰がみるのかしっかりコミュニケーションを取っていこう。
前線へのボールは高いボールだけでなく、低いボールを使い分けよう、 サイドで1vs1になったら勝負しよう。
ボールを早く入れていこう。



[by松尾真一郎]

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